外反母趾で人生つらかった女性が、インソールで人生取り戻した話
どーも、伊豆です。
今日は、僕が担当した「30代女性 × 重度の外反母趾」の話をします。
この患者さん、ほんまにずっとしんどかったんですよ。
「小学生の頃から外反母趾で、走るのも歩くのも痛かった」
「病院では手術せな治らんわ、と言われた」
「足の親指が痛すぎて、クラブ活動も満足にできなかった」
こんなん、子ども時代の楽しみ全部奪われるようなもんですやん。
本人、体動かすん好きやのに、痛みでやりたい事が全部ストップ。
学生時代はほんま辛かったと思います。
偏平足と外反母趾についてはこちら
■ 大人になってからも苦しみが続く
結婚して、子どもができて、買い物行ったり、公園で一緒に遊んだり。
普通の生活のはずなんですけど……
そのたびに外反母趾がズキズキ痛む。
「晩になったら親指が激痛。旦那さんに毎回マッサージしてもらってました」
と打ち明けてくれました。
優しい旦那さんですけど、それよりも、
“痛みが当たり前になってしまってる生活”
これが一番可哀想でした。
■ 外反母趾の痛みは治せる。でも“原因”を治さな意味ない。
まず、お伝えしたいのは、
外反母趾は「痛みを取るだけ」なら簡単やということ。
超音波をあてて、足の母趾周囲の筋肉と腱を柔らかくして、炎症を落ちつかせる。
これをやると、その場の痛みはスーッと消える。
僕が施術しても、その女性の痛みは毎回しっかり取れました。
けどね、
数日後にまた痛くなる。必ず痛くなる。
ここが外反母趾の怖いところで、
“痛みは取れるけど、根本原因がそのまま” なんです。
で、その根本原因が何かというと……
扁平足と過回内(足が内側に倒れるクセ)。
これがある限り、外反母趾は絶対に治らん。
僕ははっきり伝えました。
「このままやと、一生痛いまんまです。
原因が“足の構造”にあるんで、構造から治さなアカン」

■ だからインソールを勧めた
外反母趾や扁平足の人は、
歩くたびに足が“内側にグニッ”と倒れていきます。
そのたびに母趾の付け根に負担がかかる。
だから痛む。炎症が起きる。悪化する。
これはもう、
筋肉をほぐすとか、湿布貼るとか、そういうレベルじゃないんです。
“足の土台の角度がズレている”
これがすべての原因。
それを唯一補正できるのが 医療用インソール。
僕は言いました。
「痛み取るだけなら施術でできる。でも、原因取るんはインソールやねん。
ほっといたら一生このまんまですよ」
かなり悩まれましたが、
最終的に覚悟を決めて購入してくださいました。
インソールと外反母趾についての記事はこちら
■ インソール導入から2週間。身体に“革命”が起きた。
ただ、ここからが面白かった。
「脚のあちこちが筋肉痛になってきました…」
「インソールのせいですか?」
と相談を受けました。
もちろん、いい意味で“インソールのせい”です。
理由は簡単。
今まで、外反母趾をかばって変な歩き方ばっかりしてたから。
・使ってない筋肉
・サボってた筋肉
・本来働かなアカン筋肉
全部が急に“仕事を始めた”わけです。
そら筋肉痛にもなる。
逆に言うと、これは 正しい使い方に戻ってきてるサイン です。
僕はそのまま伝えました。
「大丈夫。それ全部“正常な筋肉”が目ぇ覚ましてきただけです。
むしろええことしか起きてないですよ」

■ 2週間後、奇跡が起きた。
その女性が、ある日こう言いました。
「昨日、子どもと公園でいっぱい遊んだのに……
夜になっても外反母趾が全然痛くなかったんです」
僕は正直、
「あ、これはもう治る流れに乗ったな」
と確信しました。
そしてそこからは早かった。
・買い物しても痛くない
・長時間歩いても痛くない
・外反母趾の腫れも消えてきた
・足の形が明らかに変わってきた
ついには、
「もう施術も必要ありません。全く痛くないです!」
こう言って、笑顔で卒業されました。
正直めちゃくちゃ嬉しかったです。シューズも足に合うものをお伝えしてご自分で探していただきました。
外反母趾と靴についてはこちら
外反母趾の“本当の原因”と、インソールで人生が変わる理由
さて、ここからが後半です。
前半では「外反母趾の痛みが取れた話」を中心に書きましたが、後半ではもっと深い部分――
なぜインソールで人生レベルで変わるのか?
外反母趾が治らない人に共通する“落とし穴”は何か?
足の構造が変わると、全身にどんな影響が出るのか?
このあたりを伊豆らしく、理屈で説明しながらも、柔らかい言葉で話していきます。
■ 外反母趾は「足の病気」ではなく、“全身の問題”
まず、勘違いしている人が多いですが、
外反母趾は 足の親指だけの問題ちゃいます。
親指だけが悪さしてると思ってる人が多いんですけど、
実際には 足首・膝・股関節・骨盤・背骨
全部つながっていて、どれか一つバランスが狂うと、全部が連動して崩れていきます。
だから外反母趾の方って、こんな悩みセットで持ってたりします。
・膝が痛い
・腰が痛い
・ふくらはぎがパンパン
・立ち仕事のあとにむくむ
・肩がこる
・姿勢が悪い
これ全部、足の崩れが原因で起きていることがあるんです。
その女性の場合も完全にそうでした。
子どもの公園遊びで痛む →
痛むのをかばって歩く →
歩き方が崩れる →
筋肉がおかしな使われ方をする →
夜に痛くなる →
またかばう →
悪化する
この 負のループ にハマっていたわけです。
■ 外反母趾になる“ほんまの原因”。90%は〇〇
外反母趾って、いろんな要因が言われていますけど、
僕が臨床で何千人と診てきて感じてるのは、
9割は「扁平足(へんぺいそく)+過回内(かかとが内に倒れすぎる)」です。
遺伝って言われる方も多いですが、
実際は「遺伝+環境」の組み合わせです。
扁平足だと、歩くたびに足のアーチが潰れる。
すると、
・足の指がねじれる
・親指の付け根に負担がかかる
・関節が外側へ押し出される
・結果として外反母趾へ一直線
こういう流れなんです。
だから
「痛み止め」
「湿布」
「マッサージ」
「電気治療」
これでは絶対に治りません。
理由は簡単。
“骨の角度” がズレているからです。
骨の方向が間違ったまま歩いていたら、
そら痛いし、炎症も出るし、悪化し続けます。
親指が悪いんじゃないんです。
土台がズレてるだけなんです。
■ インソールは“魔法の中敷き”ではない。れっきとした矯正具やで。
よく言われるのが、
「インソールって高いだけで効果あるん?」
「中敷き変えただけで治るん?」
「結局気のせいちゃうの?」
これ、ほんまによくある誤解です。
インソールは “クッション” ではありません。
“矯正具(オルソティック)” です。
メガネに例えたら分かりやすいです。
視力悪い人にメガネかけたら見えるでしょ?
でもメガネかけた瞬間に目が治るわけじゃない。
メガネが「見える状態を作ってる」だけ。
インソールも同じで、
足を正しい角度に“補正してくれる”もの です。
その補正された状態で歩くことで、
今まで使えてなかった筋肉が働くようになり、
負担が分散され、炎症が収まる。
このプロセスが起きるから治るんです。
この女性も、まさにその典型例。
インソールを入れて歩き出してから、
親指の痛みだけじゃなく、
・ふくらはぎの張りが軽くなった
・腰痛も減った
・姿勢がよくなったと言われるようになった
・疲れにくくなった
こんな変化が山ほど出てきました。
これこそ “矯正具としての働き” なんです。
■ 2週間の筋肉痛は「身体が正常に戻るサイン」
本人が最初に驚いていたのが、
「足があちこち筋肉痛になるんですけど…」
という訴え。
これはむしろ、
良い方向に変化している証拠 です。
外反母趾の方は、
親指を痛くしないように、
無意識で変な歩き方をしています。
踵が内側に倒れてる
↓
足裏がつぶれる
↓
足の指が踏ん張れない
↓
内側の筋肉が働かない
↓
外側の筋肉だけガチガチに疲れる
こんな状態で何年も歩いてるんです。
インソールで補正すると、
今までサボってた筋肉が急に働き出すので、
それが筋肉痛として出てくる。
僕はそのたびに言います。
「今までの歩き方は【変な歩き方】やったんです。
今やっと【正しい筋肉】が動き出しただけですわ。」
すると患者さんも安心して続けられます。
■ インソールで“外反母趾が痛くなくなる”だけじゃない。人生が変わる。
この女性が言った言葉で、僕が一番うれしかったセリフがあります。
「子どもと遊ぶのが怖くなくなりました」
これです。
これがすべてです。
痛みが取れて楽になった!
というレベルじゃなく、
“生活そのものが変わっている”
これが感動なんです。
インソールって、
ただ足を支えるだけじゃありません。
・歩き方が変わる
・姿勢が変わる
・疲れにくくなる
・痛みが出ない
・ストレスが減る
・子どもとの時間が楽しくなる
・公園で走るのが怖くなくなる
・夜に落ち着いて眠れる
・旦那さんの負担が減る
こういう変化が全部起きる。
外反母趾は足の問題ですけど、
“痛みで人生が制限される病気” でもあります。
それが一気に取り払われたんです。
僕は施術者という立場やけど、
それ以上に「その人の人生の質(QOL)」が戻るのが嬉しい。
■ 施術で痛みを取る × インソールで原因を直す → これが最強
整骨院の施術で痛みが取れる。
これは事実です。僕の施術でもすぐ痛みが減ります。
でも、
施術では原因は取れません。
なぜなら、
痛みは結果
原因は足の構造
だからです。
施術だけで根本原因が変わるなら、
世の中から外反母趾の痛みなんて消えてます。
でも現実には、
全国に外反母趾で悩む人が1000万人以上。
理由は、
原因にアプローチできるのがインソールだけやから。
僕はそういう意味で、
施術+インソールの組み合わせを日本中に広めたいと思ってます。
■ 外反母趾で悩んでる人に伝えたいメッセージ
最後に、同じように悩んでる人に伝えたいことがあります。
「手術しかない」と言われても、諦める必要はありません。
実際にこの女性は、
「手術以外無理」と医者に言われ、
何年も痛みに耐えてきました。
でも、原因を正しく理解して、
正しく補正したら、
手術どころか施術すら要らんほど改善しました。
外反母趾は
“痛みを我慢する病気” でも
“歳やから仕方ない病気” でも
“一生続く運命” でもありません。
原因は構造。
構造は補正できる。
人生は変わります。
あなたが今、どれだけ痛くても、
どれだけ悩んでいても、
どれだけ諦めていても、
改善する可能性は必ずあります。
僕はそのお手伝いをするために、この仕事をしています。

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