巻き爪 原因

一般的に言われる原因
・間違った爪の切り方
・ハイヒールやパンプス
・サイズの合っていない靴
 
根本的な原因
・外反母趾
・偏平足
・強剛母指
・制限母指
・浮き指
・爪水虫
 
遺伝的な要素
・人差し指より母指が長い
・先天性の巻き爪(5本全て巻きます)
・爪が薄い
・爪の幅が広い
 
巻き爪になる原因は様々です。巻き爪で一番多いのが、足の親指の爪です。親指の片方、もしくは両端の爪が内側に強く湾曲してしまいます。
 
痛みのない方もいらっしゃいます。そういう方のほとんどが放置してしまいます。
しかし、症状がひどくなると巻いた爪がどんどん深く皮膚に刺さり、炎症を伴い激しい痛みで歩けなくなってしまいます。
 
痛みをかばうことで、歩き方が変わり膝や腰など身体の様々な箇所に痛みが出てしまいます。
 
一般的に多く言われるのが爪の切り方、ハイヒールや足のサイズに合っていない靴を履くことによって巻き爪になると言われています。もちろんそれらも原因としてあります。
 
「爪 足 切り方」の画像検索結果
 
しかし、その他にも巻き爪になる大きな要因として外反母趾、偏平足、強剛母指、制限母指、浮き指など足や指自体の問題、爪が薄い、爪の幅が広い、人差し指より母指が長い、先天性の巻き爪など遺伝的な問題、寝たきりで歩けない人など爪の切り方や履物以外にも様々な要因があります。先天性の巻き爪の方は5本もしくは小指以外の爪全てが巻いてしまします。矯正は可能ですがまた巻いてしまいます。
 
爪と言うのは少し丸みを帯びており、もともと巻きやすい構造をしているものです。歩行時に地面を踏みしめる際常に均等な力がかからないとどんどん爪が巻いていってしまいます。
 
菅谷文人他
「巻き爪の発生メカニズムに即した治療方法とは」
『聖マリアンナ医科大学雑誌』42巻第2号, pp. 54–55,2014.8)より抜粋
 
図で見て頂くとわかりやすいですが、爪の“巻く力”と“広げる力”のバランスが崩れなければ爪が巻くことはありません。
 
ハイヒールなどで強く圧迫される時間が長いと、爪を圧迫され“巻く力”が強まります。
 
深爪で爪のもつ“広がる力”が弱くなってしまっている時も巻き爪の原因となります。

深爪をすると、皮膚が爪を支えることができなくなり、皮膚が盛り上がり、爪の端が食い込んだ状態となっていきます。

ハイヒールを履いても巻き爪になる人、ならない人がいます。左右どちらか片方だけなる人もいます。

これは一日にハイヒールを履いている時間の長さ、どちらかの足にだけ偏平足や爪水虫があるかなど根本的な要素があるからです。

巻き爪の矯正方法は様々ありますがどんな矯正を行っても根本的な原因を取り除なければせっかく矯正した巻き爪もまた元に戻ってしまいます。当院では巻き爪矯正を行うだけでなく医療用矯正用インソールを使い巻き爪の根本的な原因となる偏平足や外反母趾により母指にかかる負担を取り除くことができます。

これを改善しなければいつまでたっても同じことの繰り返しでただの対症療法になってしまいます。
 

巻き爪再発

病院で施術しようと、ワイヤーで矯正しようとB/Sスパンゲを使っても根本的な問題を解決しなければいずれ再発する可能性が高いです。

正しく爪を切り、履物を改善すると再発しない方もいらっしゃいます。

ただ非常に多いのですが、偏平足を伴うものは偏平足を改善しなければ再発してしまいます。スパンゲ法を行う施設は他にもあります。ただ医療用インソールも扱い根本的な改善を行えるところはリード整骨院以外にほとんどありません。

 

巻き爪矯正治療

巻き爪を治す方法は様々あります。
まずは病院を探される方が多いと思います。
 
病院で行われる方法は
・3TO(VHO) 
・マチワイヤー
・外科的手術
病院で行われるのはこの3つがほとんどでしょう。
 
とくにマチワイヤーが多いようです。マチワイヤーは爪の両端に穴をあけ二本の針金でを通し、二本の針金を真ん中で捻じり上げることにより矯正します。
 
矯正力は強いですが、痛い、爪の二点に負担がかかり爪が割れるリスクがある、見た目が悪い、靴下やストッキングが引っかかるなど問題も多いようです。
 
手術はドクターの経験と技術次第でしょう。爪を引っこ抜くだけや、爪母(爪を作る工場)を下手に焼いてしまうなど、そんな先生もいるそうです。
 
リード整骨院では足の先進国であるドイツで歴史の古いB/Sスパンゲ法という矯正方法を行っています。