コンプレッションウエアは本当に効果があるのか検証してみた

コンプレッションウェアの効果は?
 
 
こんにちは、柔道整復師の伊豆です!
 
 

コンプレッションウェアといえばスポーツにおいて、もう定番になっていますね。いわゆる加圧系です。

着用しているだけでスポーツできますって感じに見えますよね!?
 
 
 
NBAのスター選手が肘につけているサポーターから、
 
 
マラソンランナーが履いているふくらはぎサポーターまで様々なスポーツのジャンルで使われています。
 
 
 
でも見た目だけでなく実際コンプレッションウェアを着ることでどのような効果があるのでしょうか?
 
 
 
コンプレッションウェアが普及し始めたのは実は1980年代なのです。歴史は長いんです。
 
 
当初は吸汗性、着心地の良さ、保護効果などを謳っておりました。
 
 
 
対象的に最新のコンプレッションウェアが謳っているのは、
 
 
 
腕や足を締め付けることで血流に影響を与え、同時に筋肉の振動を抑えて、持久力向上やパワーアップ、疲労回復に効果があると言う点です。
 
 
 
そう、
 
 
まるで着るだけで、
 
 
誰でも簡単にパワーアップできるよ!!と言っているかの様なうたい文句です(笑
 
 
 
コンプレッションウェアの起源は、医療業界から!
 
 
血液凝固と循環障害の治療のために
 
 
何十年にもわたって使用されてきた医療用のレギンスだったのです!
 
 
 
これは「段階的な」圧迫作用、
 
 
 
つまり、
 
 
 
心臓から遠く離れた部位である強く締め付けることで血液凝固を減らし、
 
 
 
心臓に血液を戻す速度を上げると言う考えに基づいているのです。
 
 
 
血液は通常、
 
 
 
外傷を受けて体外に流出して固まるものですが、
 
 
 
血管内で血液が滞ると凝固してしまうんですね。
 
 
 
それを強度の圧迫で流してしまうというのが医療用のレギンスなんです。
 
 
 
筋肉痛に効果あり!
 
 
 
圧迫がアスリートにもたらす明確なメリットには、
 
 
 
 
不慣れな激しい運動した場合に現れる
 
 
 
 
遅発性筋肉痛と呼ばれる筋肉痛からの迅速な回復があります!
 
 
幹部である筋肉の周りに圧迫帯を身に付けることで、
 
 
 
腫れを管理しやすくし、
 
 
 
血流を向上させ、
 
 
 
 
細胞から速やかに疲労物質を取り除くと考えられているからです。
 
 
 
 
ただし、
 
 
 
コンプレッションウェアが短距離や垂直跳びなど瞬発系の動作のパフォーマンスを向上させるかどうかについては、
 
 
 
意見が分かれるところです。
 
 
 
コネチカット大学のウィリアム・クラーメルさんは
 
 
 
コンプレッションソックスを履いたバレーボール選手は
 
 
 
垂直跳びの記録を向上させたと述べ、
 
 
 
その論証として、
 
 
 
コンプレッションウェアによって部位が安定し、
 
 
 
不要な筋肉の振動が減ったと言う仮説を示しています。
 
 
 
最近の研究では矛盾する結果が報告されているものの、
 
 
 
この考えはバスケットボール選手がコンプレッションショートパンツを好んで履く理由にもなっているそうです。
 
 
 
またコンプレッションウェアが
 
 
 
ランナーや自転車選手の持久力を向上させる理由として考えられるのは、
 
 
 
ふくらはぎの筋肉のポンプ」の補助効果です。
 
 
 
 
魅力的な言葉ですね。
 
 
 
ふくらはぎの筋肉ポンプは、
 
 
 
足を踏み出したりペダルをこいだりするたびに心臓に血液をを送り出す動きをします。
 
 
 
 
ふくらはぎを覆うコンプレッションソックスは
 
 
 
 
このポンプ機能を強化し、筋肉に効率よく酸素を送り込むと考えられています。
 
 
 
 
 
セントラルクイーンズランド大学のアーロン・スキャンランさんによると
 
 
 
コンプレッションソックスによるポンプ機能の向上効果が非常に高いと考えている研究者は多いようです。
 
 
 
ただしこの持久力向上の効果については、不明瞭な点も存在しています。
 
 
 
その理由は
 
 
 
様々な形や大きさのふくらはぎを持つ人に同じレベルの圧迫を与えるのが難しいためである」ということです。
 
 
 
コンプレッションソックスによるタイムトライアルのパフォーマンスの向上や、
 
 
 
筋酸素などの生理学的仕様の変化が見いだされていますが、
 
 
 
同じ条件下での研究は必ずしも同等の結果を示すわけではありません。
 
 
 
で、結局どうなん?
 
 
 
僕もフルマラソンを走っているので、コンプレッションウェアは試しています。
 
 
 
 
出始めのSKINSのタイツを試したことがあり、さほど効果を感じることができませんでした・・・
 
 
 
着るサプリメント”ちゃうんかい!!と思いました・・・
 
 
 
ただしこれはマラソンではなく、二日で80キロ歩いてみて、
 
 
 
依然と比較して、次の日楽やわ~!、とならなかったんですね。
 
 
 
ちなみにアミノPROは明らかに楽になります。
 
 
 
SKINSはタイツのようになっているので片足だけ着用し左右差を確認することができません。
 
 
 
 
そこでソックスタイプのものを購入しテストをしてみました。
 
 
 
こういうの気が済むまで試さないと気になって仕方ないんです(笑
 
 
 
ミズノのバイオギアという商品です。
 
 
 
右足に着用し左足は何にもなしで10キロ走ってみました。
 
 
 
その後膝関節、足関節の曲りやすさがどうなるのかというところです。
 
 
 
結論から言うとちょっと軽い・・?
 
 
 
気のせい・・?
 
 
 
いや、ちょっと軽い!プラシーボではない!
 
 
 
でも、膝は軽く感じましたが、足関節は効果を感じられませんでした。
 
 
 
そこで
 
 
 
より強い圧迫を得るために、
 
 
 
右足にキネシオテープをぐるぐるに巻き、強度の圧迫を行ってみました
 
 
 
 
 
同じように10キロ走ってみた結果、
 
 
軽っ!
 
 
明らかにテーピングを巻いた方の膝関節曲げやすい!!でも足関節変化なし。
 
 
左足に比べて疲労感が少なくめっちゃ軽く曲がります。
 
 
走ってると皮膚ちぎれそうになったからマネしないでください・・・
 
 
 
どのぐらいの強度の圧迫でこれほどの効果が得られるのかは分かりませんが、
 
 
 
しっかり体感できるほどの効果を感じるにはそれなりの圧迫が必要です。
 
 
ワンサイズ小さめチョイスがいいかもしれません。
 
 
 
しかし、圧迫がそこまで強くなくても、体感する事はできないかもしれませんが、効果はあります。
 
 
ランナーは必須ですよ!
 
 
 
今までコンプレッションウェアを信じていなかった方はぜひ試してみてください。
 
 
 
僕もその1人でしたが、体感できずとも効果はあるという心理的なプラスの作用もきっと働くはずです!
 
伊豆

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