コンプレッションウエア・コンプレッションタイツは本当に効果があるのか検証してみた

コンプレッションウェアの効果は?

みなさんもスポーツショップやネットで「コンプレッションウェア」ってよく見かけませんか?

ピタッと体を締めつける加圧系のタイツやシャツ、ふくらはぎのサポーターなんかですね。

最近ではマラソンやサッカー、バスケといった競技だけでなく、ジム通いやフィットネスをしている方の間でも大人気。

フルマラソンやったら1mmでも楽になりたいじゃないですか笑



なんか「着てるだけで速く走れそう」「疲れが減りそう」って、ちょっと魔法のアイテム感がありますよね(笑)

でも実際のところ、効果ってどうなん?

単なるオシャレなピチピチ服なのか、それとも医学的にちゃんと意味があるのか。

下部に実際の体験談も記載してます。結果は効果ありです!

今日はそのあたりを徹底的に解説していきたいと思います!


コンプレッションウェアのルーツは「医療」

まず知っておいてほしいのは、コンプレッションウェアはもともと「スポーツ用」に作られたわけじゃないということ。

ルーツは 医療用の弾性ストッキング なんです。

これは血液の循環障害や血栓の予防のために、何十年も前から病院で使われてきました。

ポイントは「段階的な圧迫」。

心臓から遠い足首を一番強く締め、太ももにいくにつれて圧を弱める。

そうすることで血液が下で滞らず、スムーズに心臓へ戻っていくようにサポートするんです。

つまり、最初は「血を流すため」のもの。

そこから「運動にも応用できるんじゃない?」と発展してきたのがスポーツ用のコンプレッションウェアなんですね。

出典:コンプレッションウエアの効果について(MDPI)


どんな効果が期待できるの?

大きく分けるとこんな感じです👇

  1. 筋肉の振動を抑える

  2. 血流を改善し、疲労物質を流しやすくする

  3. 筋肉痛の軽減・回復促進

  4. 持久力サポート

ひとつずつ見ていきましょう。


1. 筋肉の振動を抑える

走ったりジャンプしたりすると、筋肉はブルブルと細かく揺れます。

これって無駄なエネルギー消費につながるし、微細なダメージにもなるんです。

コンプレッションウェアは筋肉をギュッと包むことで、その揺れを最小限に抑えてくれます。

結果、余計な疲労感が減り、動きが安定する。

バレーボール選手やバスケ選手が「垂直跳びが上がった!」と報告しているのも、この効果と関係していると考えられています。


2. 血流を改善し、疲労物質を流しやすくする

筋肉を使うと「乳酸」や「代謝産物」が溜まります。

これが疲労感や筋肉痛の原因になるんですが、血流が良ければ早く除去できます。

圧迫によって血管が適度にサポートされることで循環がスムーズになり、老廃物の排出や酸素の供給が効率的になる。

結果として「疲労が軽減する」と考えられているんです。


3. 筋肉痛の軽減・回復促進

いわゆる「遅発性筋肉痛(DOMS)」ってやつ。

慣れない運動をした翌日とかに来る、あの嫌な筋肉痛です。

これに対しても、コンプレッションウェアは効果があるとされています。

腫れを抑え、血流を良くして、修復に必要な栄養を筋肉へ届けやすくする。

実際に僕の患者さんでも「翌日のダルさが全然違う!」という声が多いです。


4. 持久力サポート

特にランナーや自転車乗りが注目しているのがこれ。

ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれるほど重要で、足から心臓に血液を送り返すポンプの役割を担っています。

コンプレッションソックスはこのポンプ機能を助けることで、酸素供給を効率化し、持久力をサポートすると言われています。

ただし、この効果に関しては研究によって賛否両論。

「明らかにタイムが縮んだ!」という報告もあれば、「いや、差は出なかった」という研究もあるんです。

理由は「人それぞれふくらはぎの太さや形が違うから、同じ圧迫がかかりにくい」というもの。

つまり個人差が大きいってことですね。


実際に使ってみた僕の感想

ここで僕の体験談を少し。

僕もフルマラソンを何度か走っているので、当然コンプレッションウェアは気になって試しました。

最初は有名なSKINSのタイツ。

「これで次の日の疲労が楽になるんやろ!」と期待して四国88ケ所歩き遍路で二日間で80kmに挑戦したんですが…

「あれ?全然楽ちゃうやん?」

正直、効果は感じませんでした(笑)

“着るサプリメント”みたいなキャッチコピーでしたが、僕にとっては「ただのピッチピチのタイツ」でしたね。

当時はあのSUKINSって文字が書かれているようなデザインがあれしかなかったんですよ笑

あのデザインが穿きたかったんです。

いまでこそいろんなデザインありますが。しかもすぐにプリントはがれてただの無地タイツになるというね笑

SKINSあるあるやと思います。

それから時は経ち、HARUKAS SKYRUNに出たときのことです。

少しでも楽になりたかった僕は、ふくらはぎを圧迫するタイツはどうだろうか?と思いました。

そして自分の右ふくらはぎだけテーピングで強めにぐるぐるに巻いて、13階建ての団地を何度も往復しました。

そして足の軽さを検証してみると、テーピングできつく圧迫した方の足だけ明らかに軽さが違いました。

疲労感が違うと言った方が正しいかもしれません。膝を曲げるときの軽さが断然に違いました。

これは効果があるなと思いました。 しかし、かなり圧迫を強めていたので、テーピングはあまりお勧めできません。

この経験から言えるのは、 圧迫の強さによって体感が変わる ということ。

弱めのコンプレッションでは「なんとなく安心感」くらいですが、しっかり強い圧だとハッキリ効果が出ます。

ランニングも10キロほどしっかり目に走れば効果を体感できました。

ジャストより、ちょっときついかな?くらいのタイツをおすすめします。あくまで自己責任でお願いします。


 

 
 
 
 
 

コンプレッションウェアの効果は?

さて、前半ではコンプレッションウェアの起源や理論、そして僕自身の実体験についてお話ししました。

「なるほど、なんとなく効果があるのは分かったけど、じゃあ実際どう使えばいいの?」

「普段運動してない人でも必要なの?」

「買うときはどんなポイントに注意すればいいの?」

そんな疑問にお答えするのがこの後半戦です!


どんな人におすすめ?

「いやいや、アスリートやマラソンランナーだけでしょ?」と思われる方も多いですが、実は日常生活でも十分効果を感じられる人がいます。

  • 立ち仕事が多い人

     看護師さん、工場勤務、接客業など、長時間立ちっぱなしだとふくらはぎがパンパンに張ってきますよね。むくみや疲労感を和らげるサポートになります。

  • デスクワークが多い人

     一見関係なさそうですが、同じ姿勢で座り続けるのも血流が滞ります。特にふくらはぎの筋肉ポンプが働かないので、軽い圧迫があると夕方のだるさが違います。

  • 旅行や飛行機移動が多い人

     エコノミークラス症候群の予防として、医療用ストッキングが有名ですが、それと同じ考え方です。

  • リハビリ中の方

     運動量が落ちていると血流が滞りやすくなるので、サポートとして有効です。

つまり「スポーツする人」だけではなく、 誰にでも使えるアイテム なんです。


注意点 ― 効果を得られない人もいる?

ただし、全員が「劇的に楽になる!」と感じられるわけではありません。

1. サイズが合っていない

弱すぎると効果を感じません。

試着できるお店で購入するか、メーカーのサイズ表をしっかり確認してください。

2. 履き方が間違っている

ぐちゃぐちゃにねじれて履くと部分的に圧が強くなり、逆効果。

まっすぐ滑らかにフィットさせるのが大事です。

3. 過信しすぎる

「履いてるから筋肉痛にならない」「ケガしない」というわけではありません。

あくまで サポートアイテム であり、基本はトレーニング・ケア・休養の3本柱です。


実際の患者さんの事例

僕の整骨院にも、スポーツをしている学生や社会人の方がよく来られます。

ケース1:高校サッカー部の男子

膝のオーバーユースで通院していた選手にコンプレッションソックスを試してもらいました。

「次の日のダルさが全然違う!」とリピート購入。試合後のケアにも使っていて、ケガ予防にも役立っています。

ケース2:立ち仕事の美容師さん

夕方になるとふくらはぎがパンパンでつらい…という相談。

医療用の弾性ストッキングに近いタイプを紹介したところ、「仕事終わりの足の軽さが全然違う」と喜ばれていました。

ケース3:マラソン初心者の女性

「翌日の筋肉痛が怖いから走るのが嫌になる」というお悩み。

タイツタイプを使用してからは、痛みが軽減し練習が続けやすくなりました。継続できることが最大の効果ですね。


プラシーボ効果もバカにできない!

ここはハッキリ言っておきたいのですが、コンプレッションウェアは 心理的なプラス効果 も大きいです。

「履いていると安心」

「プロ選手も使っているから自分も強くなれる気がする」

この気持ちがパフォーマンスに影響するのは確かです。

スポーツって結局メンタル面もすごく大きいですからね。


コンプレッションウェアの選び方

では実際に購入するときのポイントをいくつか。

  1. サイズは必ず測ってから

     ふくらはぎの太さ、足首の周径を測定して合うものを選びましょう。

  2. 用途に合わせる

     ランニングならソックスやカーフスリーブ、登山や長距離移動ならロングタイツ、バスケならショートパンツタイプなど。

  3. 圧の強さをチェック

     初心者は軽めの圧から始めましょう。上級者や競技者は強めでもOK。

  4. 洗濯しやすさ・耐久性

     毎回の使用後に洗うので、耐久性も大事。


実際に使ってみた感想

前半でお話ししたように、僕は右足だけコンプレッションソックスを履いて走る実験をしました。

結果は「膝は軽い!足首は微妙!」でした。

でも、次にワンサイズ小さめを履いてみたら「あ、これや!」と感じました。

圧がちょうどよくなり、膝もふくらはぎも疲労感が減っていたんです。

つまり、 効果を感じるかどうかはフィット感にめちゃくちゃ左右される

これを強調しておきたいですね。


最後に。

僕自身、最初は「着るサプリメント?ほんまかいな」と疑ってましたが、今では 「履いて損はない」 と思っています。

特にマラソンや長距離ランナーには必須。立ち仕事の方にもおすすめできます。

「ちょっと試してみようかな?」と感じた方は、ぜひ一度コンプレッションソックスから始めてみてください。

たぶん、翌日の足の軽さに「おお!」と声が出るはずです。

 
 

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