インソールで人生が変わった!小学生からの外反母趾と腰痛に悩んだAさんの物語
子どもの頃から続いた足と腰の痛み
今日は、実際に当院へ通ってくださった患者様のお話をご紹介します。
Aさんは小学生の頃から外反母趾に悩んでおられました。
「これは手術でしか治りませんよ」
当時、整形外科の先生にそう告げられた言葉は、小学生のAさんにとって強烈な印象を残したそうです。
「もう一生この痛みと付き合っていかないといけないんだ…」
そんな思いを抱えながら成長し、外反母趾のせいで歩き方が崩れ、腰痛まで慢性的に続くようになってしまいました。
大人になってからは、骨盤矯正やマッサージ、色々な療法を受けてこられました。確かにその時は少し楽になる。でも数日するとまた同じ痛みに戻ってしまう。そんな繰り返しで「根本的に良くなることはないのかな」と半ばあきらめに近い気持ちで過ごされていたそうです。

最初の来院は「ぎっくり腰」
Aさんが初めて当院へ来られたのは、ぎっくり腰を起こされた時でした。
強い痛みに動けなくなり、ご家族に支えられて来院。施術で急性の痛みは早く改善しました。
その後も「ここに来ると痛みが楽になる」とのお声をいただき、時々通ってくださるようになりました。
ただし、慢性的な腰痛や外反母趾そのものがなくなるわけではなく、公園でお子さんと遊んだ日や、長く歩いた日には必ず痛みが戻ってしまう。
Aさんは「子どもと遊びたい気持ちはあるのに、痛みのせいで外出するのがつらい」と感じることも多かったようです。
それでも優しいお母さんですから、我慢をしながらでもお子さんを楽しませてあげていました。

靴を変える工夫
当時の当院では、まだ医療用のインソールを導入していませんでした。
それでも私は「足元の環境はとても大事」ということをお伝えし、まずは靴を見直していただくことにしました。
Aさんは幅広の靴を履かれていましたが、実際にはサイズが合っておらず、それが外反母趾を悪化させていたのです。そこでニューバランスの990という安定性の高いシューズをおすすめしました。
しっかりとした靴に替えることで、「前よりも少し歩きやすくなった」とおっしゃっていただきました。ただし、痛みが完全になくなるところまではいきませんでした。
「やはり靴だけでは足りない部分があるな」と、私自身も強く感じていました。
インソールとの出会い
その後、当院で「フォームソティックス・メディカル」という医療用インソールを扱えるようになりました。
私は「足が変われば腰も楽になりますよ」と、解剖学的な仕組みを交えながら丁寧にご説明しました。
ただ、Aさんはすぐには決断されませんでした。
それも無理はありません。これまでいくつかインソールを試したことがあるけれど、全く効果を感じなかった経験があったからです。
「インソールで痛みが変わるなんて想像できない」
そんなお気持ちだったのでしょう。
半信半疑での一歩
それから少し時間が経って、Aさんが「やっぱり試してみたい」と言ってくださった日がありました。
本当に長い間、外反母趾と腰痛に悩んできたからこそ、少しでも可能性があるならチャレンジしてみようと決心されたのだと思います。
最初は足や腰が筋肉痛になったそうです。
これは正しい歩き方に変わり、これまで使っていなかった筋肉が働き始めた証拠です。私はその点も事前にお伝えしていたので、Aさんも「これは良い変化なんだ」と理解してくださっていました。
そして筋肉痛が落ち着いた頃、驚くべき変化が訪れました。
なんと、1日中お子さんと遊んでも、買い物で長時間歩いても、外反母趾も腰痛も出なくなったのです。
「小学生の頃から悩んできた痛みが嘘みたいになくなった」
そう笑顔で話してくださった時の表情は、今も忘れられません。

思わぬ落とし穴
調子が良くなったAさんは、「もう大丈夫だ」と思われたのでしょう。
ある日、ご家族でお揃いのかわいいサンダルを購入し、毎日履くようになりました。
ところがそのサンダルは簡易的な作りで、インソールを入れることはできませんでした。
数日程度なら大丈夫だったと思います。でも、1か月ほど続けて履いていた結果、腰痛が再び出始め、とうとう強いぎっくり腰になってしまったのです。
そこで私はお伝えしました。
「もしサンダルを履かれるなら、インソールを入れられるタイプを選んでみましょう。そうすると公園遊びや買い物の時も安心ですよ」
強く注意するのではなく、あくまで生活の中で無理なく取り入れられる方法を一緒に考える。患者様に寄り添う姿勢を大事にしています。
前半まとめ
Aさんのケースは、私たちに大切なことを教えてくれます。
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足元を見直すだけで、20年以上悩んだ痛みが改善することがある
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靴とインソールはセットで考えると効果的
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継続して正しい環境を整えることが、痛みを再発させないカギ
Aさんはこうおっしゃいました。
「もし小学生の時にこのインソールに出会えていたら、人生が違っていたと思います」
インソール一枚で人生が変わっていいたとおっしゃったのです。これすごくうれしくないですか?本当にすごいことだと思います。
本当は接客業をしたかったけれど、痛みのために断念して事務職に。子どもが生まれてからも育児で痛みと付き合わなければならないと思っていた…。
それが「インソール一つで変わるなんて夢みたい」と驚かれていました。
私たちは臨床でこうしたケースをたくさん見ています。
「本当にそんなことで変わるの?」と疑われても仕方ありません。でも、確かに変わるのです。
インソールで人生が変わった!小学生からの外反母趾と腰痛に悩んだAさんの物語
インソールがもたらした本当の変化
Aさんがインソールを取り入れてからというもの、生活は大きく変わりました。
長時間歩いても、公園で子どもと全力で遊んでも、「あれ?痛くない」と思える日が増えたのです。
小学生の時から悩んでいた外反母趾と腰痛がほとんど出なくなったことは、ご本人にとって大きな驚きでした。
「今までの人生は一体なんだったんだろう」
そうおっしゃるくらい、20年以上も苦しんできた痛みから解放された喜びは大きかったと思います。
ただ、ここで大事なのは「インソールを使えば魔法のようにすべて解決する」というわけではないこと。
正しい靴選びと併用し、継続して取り入れることが大切です。
Aさんの場合も、かわいいデザインに惹かれて安いサンダルを毎日履いてしまったことで、せっかく整った足元の環境が崩れてしまい、ぎっくり腰を再発してしまいました。
そこで私はお伝えしました。
「せっかくなら、インソールを入れられるタイプのサンダルにしてみませんか?そうするとデザインも楽しみながら、体も守れますよ」
少しの工夫で、体を守りつつオシャレも楽しめる。そうした提案を心がけています。

他の患者様の声から
Aさん以外にも、インソールを取り入れることで劇的に変化した患者様はたくさんいらっしゃいます。
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看護師さん
仕事が忙しくなると坐骨神経痛が必ず出ていた方が、インソールを入れてからは全く症状が出なくなりました。 -
15年以上しびれに悩んでいた方
左太もものしびれが、インソールを入れてから嘘のように消えたとおっしゃっています。 -
ランナーの方
足底筋膜炎に1年間苦しんでいた方も、練習を中断することなく痛みを克服。フルマラソンで自己ベストを更新できました。 -
育児中のママ
Aさんと同じように外反母趾や腰痛に悩んでいたママさんも、公園で子どもと走り回れるようになったと涙ながらに喜ばれていました。
「本当にそんなことで変わるの?」と皆さん最初は半信半疑です。
でも実際に体験していただくと「もっと早く知りたかった」と口を揃えて言ってくださいます。
足から整えるという考え方
今でも多くの治療院や病院では、腰痛や肩こりといった症状に対して「骨盤矯正」や「マッサージ」など、体の一部分だけにアプローチすることがほとんどです。
もちろんそれ自体が悪いわけではありません。
実際に一時的に楽になりますし、私自身も必要に応じて施術を行います。
しかし、足元に問題があるままではどうでしょうか?
どれだけ骨盤を整えても、また同じ歩き方を繰り返してしまえば、体は元に戻ってしまうのです。
だからこそ私は「足から整える」という考えを大切にしています。
インソールはただの中敷きではなく、「歩行の習慣を変える医療用装具」なんです。
日本にもっと「足の専門」が必要
ニュージーランドやアメリカには「足病医(そくびょうい)」という専門医がいます。目には眼科、歯には歯科があるように、足の専門家がいて当たり前の社会です。
残念ながら、日本ではまだ足の診療が十分に浸透していません。
そのため、Aさんのように「小学生の時から苦しんでいたのに、正しいサポートを受けられなかった」という方が本当に多いのです。
私は将来的に、日本でも「足科」ができることを願っています。
足の専門医がいて、当たり前のように矯正用インソールが処方される日が来れば、腰痛や外反母趾で悩む人は確実に減るでしょう。
Aさんの言葉に込められた思い
Aさんはこうおっしゃいました。
「もし小学生の頃にこのインソールに出会っていたら、人生は変わっていた」
本当は接客業をやりたかったのに、痛みのせいで立ち仕事を諦め、事務職に就いた。
子どもができてからは、育児でも痛みと付き合うしかないと諦めていた。
それが「インソールひとつでここまで変わるとは思わなかった」と驚かれていました。
確かに、薄くて軽いインソールを入れるだけで、20年以上悩まされた痛みが改善されるなんて夢のような話です。
でもこれは夢ではなく、臨床で実際に起きている現実なのです。
後半まとめ
Aさんの経験から学べることはとても大きいと思います。
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外反母趾や腰痛は「足元を整える」ことで改善できる
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インソールは単なる中敷きではなく、歩き方そのものを変える力がある
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続けて使うことで効果が発揮されるため、靴やサンダル選びも大切
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多くの患者様が「もっと早く知りたかった」と口にしている
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日本にも「足の専門」が広がることで、悩みを持つ人は確実に減る
Aさんは今、子どもと元気いっぱいに遊びながら、痛みのない毎日を送っています。
「もう腰痛を理由に遊びを諦めなくていい」
その笑顔を見たとき、私も心から嬉しく思いました。
あなたももし長年の腰痛や外反母趾で悩んでいるなら、「足元から整える」という新しい視点を持ってみてください。小さな一歩が、人生を大きく変えるかもしれません。

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