辛い夜間尿はお任せ下さい!もう何度も目が覚めません!

夜中に何度も目が覚めるつらさ

夜間尿による睡眠不足と向き合った70代女性の症例

寒くなってきましたね。風邪をひかないようにご自愛くださいね!

越田です。

今回お話しするのは、70代の女性の方です。

来院された一番の理由は、夜間尿による慢性的な睡眠不足でした。

「もう10年以上、夜にぐっすり眠れた記憶がないんです」

初めてお話を伺ったとき、そう静かに話してくださいました。

夜になると、1時間半から2時間おきに目が覚めてしまう。

毎晩、3回から4回は必ずトイレに行く。

そのたびに眠りが中断され、朝起きたときには疲れが残っている。

年齢のせい、と言われればそうかもしれない。

でも、ご本人にとっては

「これが当たり前になってしまうのが一番つらい」

そんな思いを抱えておられました。

夜間尿について出典

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体の外だけでなく、中からの悩みも多かった

この方は、もともと腰痛をお持ちで、

内臓のご病気もいくつか抱えておられました。

基礎疾患として、

糖尿病。

甲状腺の一部切除。

子宮摘出の既往。

体の外側だけでなく、

内側にもさまざまな負担を抱えてこられた人生だったと思います。

「病院にも行きましたし、薬も飲みました」

「でも、夜中に起きるのは変わらなくて」

その言葉からは、

長年どうにもならなかった悩みへの、諦めに近い気持ちが伝わってきました。


夜間尿の原因は一つではない

夜間尿というと、

「年齢だから」

「水分のとりすぎ」

と片づけられがちですが、実際には原因は一つではありません。

この方の場合、考えられる要因はいくつもありました。

・骨盤底筋群の筋力低下

・ホルモンバランスの変化

・蓄尿や排尿をコントロールする神経の働きの低下

・糖尿病による影響

・過去の手術による体内環境の変化

これらが単独ではなく、

重なり合って今の状態を作っている

そう感じました。

だからこそ、

一つの方法だけで何とかしようとしても、

なかなか変化が出にくいのだと思います。

夜間尿原因出典


鍼灸治療という選択肢

こういった症状の方に対して、

私は鍼灸治療がとても有効だと考えています。

理由はシンプルで、

神経と血流の両方にアプローチできるからです。

夜間尿は、

膀胱そのものだけの問題ではありません。

「ためる」

「出す」

この切り替えを担っているのは、

骨盤内に集まる神経の働きです。


施術で意識したポイント

今回の施術では、

仙骨周囲を中心にアプローチを行いました。

仙骨には、

骨盤神経叢と呼ばれる神経の集まりがあります。

ここには、

・蓄尿を司る骨盤神経

・排尿を調整する下腹神経

・骨盤底筋と関係の深い陰部神経

といった、排尿に深く関わる神経が集まっています。

これらの神経に対して、

鍼とお灸を組み合わせて刺激を入れていきました。

強い刺激は使いません。

「じんわり、温かいですね」

と感じていただける程度の刺激です。

夜間尿の東洋医学アプローチ出典


内臓への視点も忘れずに

尿に関わる内臓は、

一般的には膀胱や腎臓が思い浮かびますが、

東洋医学的には、心臓との関係も重視します。

院内勉強会で学んだ、

腎臓へのアプローチも、今回の施術に取り入れました。

体全体の巡りを整え、

夜間に体が過剰に反応しない状態を作ること。

それも大切な目的でした。


初回施術後に起きた変化

1回目の施術が終わったあと、

数日後に様子を伺うと、

とても印象的な言葉をいただきました。

「夜中に起きる回数が、2回で済んだんです」

これまで、

3回から4回は必ず起きていた夜間尿が、

2回に減った。

しかも、

「3時間くらい、続けて眠れました」

と話してくださいました。

久しぶりに感じた、

まとまった睡眠だったそうです。

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治療を重ねていく中での安定

そこから、

5回ほど治療を続けていきました。

状態は徐々に安定し、

夜間尿の回数は

1回から2回程度に落ち着いてきました。

調子が良い日には、

「朝まで起きずに眠れました」

という日も出てきています。

この変化は、

ご本人にとってとても大きな意味がありました。

「朝のしんどさが、全然違います」

「日中の気分も、少し明るくなりました」

睡眠が整うことで、

生活全体が変わってきているのを感じました。


夜間尿と向き合って感じたこと

夜間尿は、

命に関わる症状ではないかもしれません。

でも、

毎晩眠れないという状態は、

確実に生活の質を下げていきます。

「仕方ない」

「もう年だから」

そう言って我慢されている方が、

本当に多い症状でもあります。

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最後に

夜間尿に対して、

鍼灸治療が有効であることは、

論文でも報告されています。

今回の症例を通して、

改めて

確実に結果が出せる分野

だと感じました。

夜中に何度も目が覚めてしまう。

眠れない日が続いている。

そんな悩みをお持ちの方は、

一人で抱え込まず、ぜひ一度お話しください。

この症例は、

「眠れるようになること」が、

どれほど生活を変えるのかを教えてくれた、大切な症例でした。

 
いいですね。後半お願いします。
 

了解しました。

では 越田先生・後半 をいきます。

夜間尿という症状を「数字」ではなく「生活の変化」として描きます。


眠れる時間が少し伸びただけで、世界の見え方が変わった

夜間尿の回数が

3回、4回から

2回に減った。

数字だけを見ると、

「たった1回減っただけ」

と思われるかもしれません。

でも、この方にとっては、

3時間続けて眠れた

という事実が、何より大きな変化でした。

「久しぶりに、目が覚めたときに

 あ、まだ夜中やって思えました」

そう話された表情は、

どこか安心したようで、

少し明るさも戻っているように見えました。


睡眠が変わると、日中の体も変わり始める

治療を続けていく中で、

夜の状態だけでなく、

日中の体調についても変化が出てきました。

「昼間、前ほどボーッとしなくなりました」

「夕方になっても、前ほどしんどくないです」

夜間尿による睡眠不足は、

知らないうちに

自律神経を乱し、

体力も気力も奪っていきます。

夜に少し眠れるようになるだけで、

体はきちんと回復し始める。

それを、改めて実感させてもらいました。


回数だけを追わない治療

その後も、5回ほど治療を重ねていきました。

夜間尿の回数は、

1回から2回の間で安定しています。

調子の良い日は、

「朝まで一度も起きなかったです」

という日もあります。

ただ、私は

「毎日ゼロにしましょう」

とはお伝えしていません。

目指したのは、

回数をゼロにすることではなく、

不安なく眠れる夜を増やすこと

でした。


内臓と神経、両方を見続ける理由

夜間尿は、

膀胱だけの問題ではありません。

この方のように、

糖尿病、甲状腺、婦人科手術の既往がある場合、

体の内側のバランスが

とても繊細になっています。

だからこそ、

仙骨周囲の神経へのアプローチと同時に、

腎臓を中心とした内臓への視点を

毎回大切にしてきました。

その日の体調に合わせて、

刺激量を変え、

鍼とお灸の使い方も微調整しています。


「もう仕方ない」と思っていた症状だからこそ

この方は、

夜間尿について

長年悩みながらも、

「もう治らないもの」

として受け入れようとしていました。

でも、

少しずつ変化が出てきたことで、

「まだ良くなる余地があったんですね」

と話してくださいました。

この一言が、とても印象に残っています。


夜間尿は、生活の質の問題

夜間尿は、

緊急性のある症状ではないかもしれません。

でも、

毎晩の睡眠が削られることで、

心も体も確実に疲弊していきます。

「年齢のせい」

「体質だから」

そうやって我慢している方ほど、

一度立ち止まって、

別の視点を持ってほしい症状だと感じています。


今後について

現在も、

状態を見ながら治療を継続しています。

体調には波がありますが、

「眠れる日がある」

という実感があることが、

この方の大きな支えになっています。

これからも、

夜の不安が少しでも減るように、

無理のないペースで関わっていく予定です。


最後に

夜間尿に悩んでいる方は、

本当に多くおられます。

でも、

「誰に相談したらいいか分からない」

という理由で、

一人で抱え込んでいる方も少なくありません。

今回の症例は、

鍼灸治療が

夜間尿という悩みに対して、

現実的な選択肢になり得ることを

改めて教えてくれました。

夜中に何度も目が覚めてしまう。

朝、疲れが残っている。

そんなお悩みがある方は、

ぜひ一度、お話を聞かせてください。

眠れる夜が増えることは、

生活そのものを変える力を持っています。

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