どうも鍼灸師の岡本です。私事ではございますが、この度・・・突発性難聴になり、入院治療しました。
10日間入院しステロイドの点滴と高気圧酸素療法を受けて
症状はほぼ改善!本当に良かったです・・・
私の場合は左の耳に聴力低下、閉塞感、耳鳴りなどが発症。めまいが無かったのが救いでした!
聴力検査の結果高音域と低音域両方に聴力の低下がみられました。
高音域での聴力低下は突発性難聴の特性らしいのですが、低音域の聴力低下はメニエール病が該当するみたいです。
どっちだろう・・・と悩まれ、薬は突発性難聴のものとメニエール病のもの両方飲むハメに・・・
メニエール病の人たちはご存知イソバイド!!
シロップの飲み薬なんですが、こいつがゲロマズなんですよね。冷蔵庫で冷やすと飲みやすいと聞いて実践してみましたが
まっっっっっずい
これ何とか飲みやすい方法ないですかね?だれか情報ください(笑)
私は結果として改善したので良かったのですが、治療はスピード命です。
ベストは発症から48時間以内、遅くても2週間以内に治療を開始してください。
1か月以降の治療は回復の見込みはほぼ無くなります。私はドクターに言われたこの言葉で入院を決意しました。
いや、怖すぎません?(笑)
すごいサラッと「一か月で治らなかったら一生治らないからねぇ」って(笑)
突発性難聴とメニエール病は耳鳴りやめまいなど症状が似ていますが予後が違います。
音を感じ取って脳に伝える役割をする有毛細胞が何らかの原因で傷つくことで片耳または両耳が聞こえなくなります。有毛細胞が傷つく原因として、内耳の血行不良やウイルス感染などが有力視されているが、詳しいことははっきりしていない。
ストレス、過労、睡眠不足などがあると起こりやすい。複数の原因が組み合わさって起こるとも考えられている。
2週間以内に治療を始めれば7割ぐらいは改善します。(3割完治 3割改善 3割変化なし)
再発もほぼありません。
内耳には聴覚の細胞が詰まっている蝸牛と、平衡機能を司る三半規管と耳石器があります。この両方もしくはどちらか一方が強く水ぶくれになるかにより症状が異なります。
蝸牛が強く水ぶくれになれば、めまいは感じず難聴だけを自覚します。水ぶくれが弱ければ難聴を自覚せず、「耳が詰まった感じ」や「耳鳴り」、「音が響く感じ」のみ出現する場合もあります。
反対に三半規管・耳石器が強く水ぶくれになれば、難聴や「耳が詰まった感じ」などは感じず、めまいのみを自覚します。めまいの強さも「グルグル回転する激しい」ものから、「フワフワ雲の上を歩いている感じ」のものまでさまざまです。
めまいの持続時間は10分程度から数時間程度であることが多く、数秒~数十分程度のきわめて短いめまいが主である場合、メニエール病ではない可能性があります。
メニエール病はストレス=自律神経失調により症状の悪化がみられる為、マッサージや鍼灸治療が有効です。
とにかく首を温める!
- 入浴(首まで浸かる)
- カイロや蒸しタオルで温める
- ドライヤーを当てる
などで改善します。症状がつらいときにぜひ試してみてください。
逆にエアコンなどで冷やしてしまうと悪化してしまうのでご注意ください!
これは突発性難聴、メニエール病どちらにも言えることですが不規則な生活は回復の妨げになります。
睡眠不足、栄養の偏った食事、運動不足、ケータイの見過ぎなどなど
今一度生活を見直し、しっかり改善させることが大切です。
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