逆子って言われても、まず落ち着いて聞いてください!(^o^)/
健診で「逆子ですね」と言われた瞬間、頭が真っ白になる方、めちゃくちゃ多いです。
「このまま治らなかったら帝王切開?」「何か悪いことした?」って、自分を責めそうになる人もいます。
でもね、まず言いたいのはこれです。
逆子は珍しいことではないし、条件が合えば“戻る可能性”もあります。ここで焦って検索しまくって不安を増やすより、できることを整理して動くほうが、心も体もラクになります。
その「できること」の選択肢のひとつが、鍼灸で行う逆子のお灸です。
逆子にお灸って本当?どれくらい期待できるの?
結論から言うと、逆子に対してお灸をする方法は昔からあります。
そして研究や報告の中には、改善率が60%〜90%くらいだった、という数字が出てくることもあります。
ただしここ、大事なのでちゃんと伝えます。
改善率は、妊娠週数や逆子のタイプ、子宮や骨盤の状態、冷え、ストレス、羊水量など、いろんな条件で変わります。だから「絶対治る」とは言えません。
でも逆に言えば、条件が合えばしっかり改善が期待できる可能性がある、ということです。
実際、統計のデータでは「お灸をしたグループ」と「しなかったグループ」で、逆子が戻る割合に差が出た、という報告もあります。ある報告では約1.5倍の差があった、という話もあります。
100%じゃない。けど、やる価値は十分ある。
僕はそんな立ち位置で、逆子のお灸をおすすめしています。
どこにお灸するの?ツボは足の小指です
逆子のお灸でよく使うのが、足の小指の外側にある「至陰(しいん)」というツボです。
「え、足の指?お腹ちゃうん?」って思いますよね(笑)
東洋医学では、体はつながっていると考えます。
至陰は、体の巡りや冷えに関係するライン上にあって、逆子のケアで使われる代表的なポイントです。
やり方はシンプル。
そこに艾(もぐさ)を使ってお灸をします。
回数と熱さの目安。ここがポイントです
回数は個人差がありますが、左右それぞれ20回〜30回ほど行うことが多いです。
そして大事なのは「熱さ」。
逆子のお灸は、ぬくいだけでは弱いことがあります。
「熱さをしっかり感じる」くらいまで刺激を入れるのがポイントと言われます。もちろん火傷させるのはダメなので、皮膚の状態を見ながら安全にやります。
効果が出やすい方は、施術中にお腹がモゾモゾ動く反応が出ることもあります。
あれ、けっこう分かりやすいです。「今、動いた!」ってなると、お母さんも少し希望が持てるんですよね (^^)
ただ、動かないからダメ、というわけではありません。
赤ちゃんの動きはタイミングもありますし、反応の出方には個人差があります。そこは焦らずいきましょう。
自宅のお灸でもいける?ネット情報との付き合い方
最近は「自宅でできるお灸で逆子が改善」みたいな情報も出てます。
セルフケアとしてやること自体はアリです。気持ちも前向きになりますしね。
ただし注意点。
市販の台座付きのお灸は安全で使いやすい反面、刺激がマイルドです。逆子に対しては「熱刺激をしっかり入れる」ことが必要と言われることもあるので、刺激が弱いと物足りないケースがあります。
だから僕のおすすめは、まず一度は専門家のところで受けて、
「このくらいの熱さ」「この位置」「このペース」っていう感覚をつかんでもらうことです。そこから自宅ケアを組み合わせると、かなりやりやすくなります。

一番大事なのは“いつ始めるか”です
ここ、ほんまに大事です。
逆子は、妊娠週数が進むほど戻りにくくなると言われます。
理由はシンプルで、赤ちゃんが大きくなって動けるスペースが減るからです。
だから「逆子かも」と分かった時点で、できるだけ早く動くのがベスト。
様子見が悪いわけじゃないけど、できることがあるなら早めに始めた方がチャンスは広がります。
「もうちょっと様子見てから…」って悩んでる間に週数が進むこともあります。
不安なときほど、情報を整理して一歩動く。これが一番強いです。
なんで足にお灸して逆子が変わる可能性があるの?
ここ、めちゃくちゃ気になりますよね。
「足の小指にお灸して、なんで赤ちゃんが動くん?」
正直、初めて聞いたら不思議です。
東洋医学の考え方では、体には“気血の巡り”という流れがあります。
至陰というツボは、骨盤や子宮に関係するとされるライン上にあり、そこを温めて刺激することで、骨盤周囲の巡りを整えると考えます。
現代医学的な説明では、
お灸の熱刺激によって末梢神経が刺激され、自律神経に影響を与える可能性がある、という考え方があります。
自律神経は、子宮の緊張や血流にも関係します。
さらに、お灸で体が温まることで骨盤内の血流が改善し、子宮の環境が変化することで赤ちゃんが動きやすくなる、という仮説もあります。
ここは正直に言います。
「完全に解明されている」とまでは言えません。
でも、臨床現場では改善例が積み重なってきた。
それが今も続いている理由です。
実際どれくらい通うの?
これもよく聞かれます。
1回で変わる人もいます。
数回かかる人もいます。
多くの場合、週に2〜3回のペースで行い、数回〜10回前後を目安にすることが多いです。
妊娠週数や体質によって変わるので、
「何回で必ず」という言い方はできません。
でも、やってみないと分からないのも事実です。
特に妊娠28週〜32週くらいは、まだ赤ちゃんが動ける余裕がある時期です。
このタイミングで始めると、反応が出やすい傾向があります。
逆に35週以降になると、スペースが限られてくるので難しくなることもあります。
だからこそ、早めに動くのが大事なんです。
痛くないの?熱くないの?
ここ、正直にいきます。
「熱い」はあります(笑)
でも火傷させるような危険なやり方はしません。
“熱いと感じる直前で外す”
これが基本です。
その熱刺激がポイントなので、ぬるすぎると効果が出にくいこともあります。
ただし、妊娠中なので安全第一。
体調や皮膚の状態を見ながら慎重に行います。
鍼は使うの?と聞かれることもありますが、
逆子のお灸は基本的にお灸のみで行うことが多いです。
100%じゃない。でも意味はある。
僕が教わった婦人科疾患専門の先生は、
「50人中49人は戻った」と話していました。
もちろんこれは個人の経験談ですし、
すべての環境で再現できるとは限りません。
だから100%とは言いません。
でも、何もしないより可能性は上がる。
そのデータや臨床例は、実際にあります。
逆子は、自然に戻ることもあります。
でも、何もしないで待つのか、
できることをやって待つのか。
この違いは大きいです。

不安な気持ち、めちゃくちゃ分かります
逆子と言われたお母さんは、本当に不安です。
検索すればするほど怖い情報が出てきます。
帝王切開の話、リスクの話、体験談。
でも、まずは落ち着いてください。
逆子=すぐ手術、ではありません。
産婦人科の先生とも相談しながら、
できる範囲で選択肢を増やしていく。
その一つがお灸です。
やらない理由があるなら別。でも迷ってるなら動いてほしい。
「ちょっと気になるけど、どうしようかな…」
この状態が一番もったいないです。
副作用の強い薬を使うわけでもありません。
体を温め、巡りを整える方法です。
もちろん、
前置胎盤や切迫早産など、医師から安静指示が出ている場合は必ず相談が必要です。
そこは絶対守ります。
でも問題がなければ、
やらないよりはやってみる価値はあります。
最後に伝えたいこと
逆子は、お母さんのせいではありません。
体の巡り、子宮の形、羊水量、赤ちゃんの向き。
いろんな条件が重なって起きます。
だからこそ、自分を責めないでください。
できることを、できるタイミングでやる。
それだけです。
もし「どうしようかな」と思っているなら、
まずは相談だけでも大丈夫です。
無理にすすめることはしません。
でも、可能性があるなら全力でサポートします。
元気な赤ちゃんを、できるだけ自然な形で迎えられるように。
そのお手伝いができたら嬉しいです (^o^)/
越田でした!

