必見!夏バテしらずになる食べ方の工夫5つ

夏バテに負けない!残暑を乗り切る食べ方と養生法

こんにちは、の寺下です(^^)

皆さん、今年の夏は本当に変ですよね。ジリジリ暑いと思ったら、次は雨が続いてジメジメ…。

「いや、どっちやねん!」とツッコミたくなるような気候です。

こういう気候のときに一番困るのが 体調管理 です。

特に多いのが「夏バテ」。

患者さんからもよく言われます。

「先生、最近なんかしんどいんですよ~」

「ご飯食べたいけど、食欲わかないんですよね」

「午後になると仕事中眠くて眠くて…」

これ、ほとんど夏バテです。


夏バテってどんな症状?

「私は夏バテ知らずです!」なんていう元気いっぱいの方もいますが、意外と自覚していないだけの人も多いんですよ。

夏バテの典型的な症状はこんな感じです。

  • 体がとにかくダルい

  • 午後になると眠気に襲われる

  • 足がむくむ

  • 食欲がわかない

  • 元気が出ない

これ、どれか一つでも当てはまったら 夏バテ予備軍 です。


夏バテの正体は「胃腸の疲れ」

夏バテというと「暑さで体力が消耗したから」と思いがちですが、実は一番の原因は 胃腸の疲れ なんです。

「え?胃腸が?」と思う方もいるかもしれません。

でも考えてみてください。

暑いからといって、冷たいジュースやアイス、そうめんばかり食べていませんか?

確かにその瞬間は気持ちいいんですが、冷たいものをとりすぎると胃腸の動きが悪くなり、消化吸収がうまくいかなくなります。

その結果、体に必要な栄養が回らず、疲れやすくなってしまうんです。

つまり夏バテは「胃腸のSOS」なんですね。


夏バテを防ぐ食べ方の工夫

「じゃあ、どうすればいいの?」という方に、私が普段から患者さんにお伝えしている 食べ方の工夫 をご紹介します。

① メインディッシュは“器の温度”がポイント

熱々すぎるものや冷たすぎるものは、疲れた胃腸にとって刺激が強すぎます。

器を手で触ったときに「気持ちいいな」と感じる温度のものを食べるのがベスト。

実はこれ、東洋医学的にも「中庸(ちゅうよう)」=バランスを大事にする考え方と一致しています。

極端に熱い・冷たいよりも「ちょうどいい」温度が、胃にとっては一番優しいんです。

② 固形の食材を入れてよく嚙む

「胃腸が疲れてるから、スープやおかゆがいいですよね?」

こういう質問もよくいただきます。

もちろん体調がかなり悪いときには柔らかい食べ物が役立ちますが、基本的には 固形物をしっかり嚙んで食べること の方が大切です。

嚙むことで唾液が分泌され、消化を助けるだけでなく、嚙む刺激が胃腸のスイッチを入れてくれるんです。

「最近ご飯を流し込んでるなぁ」という方は要注意ですよ。

③ 冷たいものは室温に戻して

ヨーグルトや冷奴など、冷たいけど栄養価の高い食品ってありますよね。

「体にいいのはわかってるけど、冷たいとお腹が冷えちゃう…」という方におすすめなのは、冷蔵庫から早めに出して室温に戻すこと。

夕飯の支度を始めるときに冷蔵庫から出しておけば、食べるときにはちょうどいい温度になっています。

これだけで胃腸の負担がぐんと減ります。

④ 薬味をたっぷり使う

生姜、ネギ、しそ、ニンニク、七味…。

薬味は「香りで食欲を増す」だけでなく、胃腸を温め、消化を助ける作用もあります。

しかも薬味ってほんのちょっと加えるだけで料理の雰囲気がガラッと変わりますよね。

同じ冷奴でも、ネギをのせるか生姜をのせるかで気分まで違ってきます。

「薬味の力、なめたらあきません!」と患者さんにもよく言っています(笑)

⑤ スパイスで“漢方風養生”

カレー粉に含まれるターメリックやクミン、シナモンやクローブなどのスパイスは、実は漢方の生薬としても使われています。

少し加えるだけで料理に深みが出るし、体の気や血の巡りを整える効果も期待できます。

僕のおすすめは「黒胡椒」。

シンプルに体を温めてくれるし、どんな料理にも合います。


夏バテ対策は秋冬の健康につながる!

ここまで読んで「ふーん、夏バテ対策ね」と思った方。

実はこれ、夏だけじゃなく 秋冬の健康にも直結する大事な養生法 なんです。

夏に胃腸を冷やして弱らせてしまうと、秋口に咳が出たり、冬に風邪を引きやすくなったりします。

つまり、今のうちに胃腸を守っておくことが、これからの季節の健康を左右するんです。

「夏バテ対策=未来の自分のための投資」ってわけですね(^^)


おすすめは“お鍋”

「でも先生、夏に鍋って暑くないですか?」

こう聞かれることもありますが、むしろおすすめです。

お鍋は野菜もタンパク質も一緒に摂れるし、消化に優しい。

しかも薬味やスパイスを入れれば、立派な夏バテ対策メニューになります。

汗をかきながら食べる鍋は、デトックス効果も抜群ですよ!


 

夏バテに負けない!残暑を乗り切る食べ方と養生法(後半)

さて、前半では「夏バテの正体は胃腸の疲れ」「食べ方の工夫が大事」というお話をしました。

ここからは、より実践的に 自宅でできる夏バテ対策、そして 東洋医学的な見方 を加えて深掘りしていきます!


東洋医学から見た夏バテの原因とは?

夏バテを東洋医学で説明すると「気・血・水(き・けつ・すい)」の乱れで表現されます。

  • 気(き) … 体を動かすエネルギー。これが不足すると「だるい・元気が出ない」になる。

  • 血(けつ) … 体を潤し栄養を運ぶもの。不足すると「食欲不振・立ちくらみ」。

  • 水(すい) … 体液のこと。偏ると「むくみ・下痢・冷え」に。

夏はとにかく 「気」を消耗しやすい季節 なんです。

冷たい飲み物や冷房で体を冷やしすぎると、気の巡りが停滞して「疲れ」「だるさ」として現れます。

つまり夏バテは、体力や気力がないのではなく、「体のエネルギー配分が乱れている状態」なんですね。


自宅でできるセルフケア

1. 白湯(さゆ)を飲む習慣

「夏に白湯!?」と思う方もいますが、実はこれがかなり効果的。

冷たい飲み物で弱った胃腸を温め直してくれるんです。

朝起きたらまずコップ1杯の白湯を飲む。これだけで胃腸がじんわり動き出します。

「だるさが違う!」とリピートしてくれる患者さん、多いですよ。


2. 軽い運動で“汗をかく習慣”

夏は暑いので「汗は嫌だ」と思う方もいますが、実は “いい汗” をかくのは養生です。

ただし激しい運動じゃなくていいんです。

  • 朝や夕方に15分ほどのウォーキング

  • 簡単なストレッチ

  • 軽くラジオ体操

これくらいでOK。

汗をかいて代謝が上がると、余分な水分が体に溜まりにくくなって「むくみ」も解消されやすいんですよ。


3. お灸で胃腸を整える

鍼灸師らしく、ここはお灸をおすすめします(^^)

夏バテに効くツボは、例えば…

  • 足三里(あしさんり) … 胃腸を整える最強のツボ。膝の外側の下あたり。

  • 中脘(ちゅうかん) … みぞおちとおへその真ん中あたり。胃もたれや食欲不振に。

  • 関元(かんげん) … おへその少し下。体力回復・冷え改善に。

ドラッグストアで売ってる「せんねん灸」などのソフトタイプで十分効果があります。

「気持ちいいな~」くらいの温度で試してみてください。


患者さんの体験談

ここで一つ、僕が実際にみた患者さんの話を紹介します。

30代女性・事務職の方。

毎年、夏になると「だるい・食欲ない・午後に眠くなる」という症状で来院されていました。

詳しく聞くと、昼ごはんはコンビニの冷やし中華+アイスコーヒー。

仕事中もペットボトルの麦茶をガブ飲み。夜はそうめんにビール。

「先生、これが夏の定番なんです~!」と笑ってましたが、完全に 胃腸オーバークール でした。

そこでアドバイスしたのは、

  • 冷たい飲み物はなるべく常温に戻して飲む

  • 夜はそうめんだけじゃなく、温かいスープや鍋をプラス

  • 毎朝、白湯を一杯

さらに足三里へのお灸もプラスしてもらいました。

すると2週間ほどで「午後の眠気が減った」「体が軽い」「冷たいもの欲しくなくなった」と嬉しい変化が!

1ヵ月後には「今年は夏バテ知らずでした!」と報告してくれました。

やっぱり夏バテは「ちょっとした工夫」で大きく変わりますね。


夏バテを放置するとどうなる?

「夏バテくらい放っておけば治るやろ~」と思っている方。

実は放置すると秋冬に影響が出ます。

  • 秋に咳が長引く

  • 冬に風邪をひきやすくなる

  • 慢性的な冷え性になる

これは夏に胃腸を冷やしてエネルギーを消耗しすぎたツケです。

秋冬になって「なんか体調崩しやすいな~」と感じる人は、実は夏の生活習慣が原因のことが多いんです。


まとめ:夏バテは「食べ方」と「冷やしすぎ防止」で防げる!

さて、ここまで色々お話しましたが、最後にポイントを整理しておきます。

  1. 夏バテの原因は 胃腸の疲れ

  2. 冷たいものの摂りすぎは天敵!

  3. 食べ物は「器の温度が気持ちいい」と感じるくらいで

  4. 固形物をよく嚙んで、胃腸を動かそう

  5. 白湯・薬味・スパイスで胃腸に優しい食卓に

  6. 軽い運動+お灸でさらに夏バテ知らずに

夏はまだ続きますが、今からでも十分間に合います。

むしろ今から気をつけることで、秋冬の健康状態まで変わってきます。

ぜひ皆さん、今年の残暑は 「胃腸を冷やさない」 を合言葉にして乗り切ってください!

 

 

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