こんにちは、鍼灸師の山中です。
今年の梅雨はスタートが早かったですね。
おまけに最近はスコールのような強い雨が続いておりましたが
やっと湿気の強い梅雨が明けますね。
そうなるとやってくるのは暑い夏。
私は汗っかきなので梅雨から夏の終わりくらいまでの間は
だらだらと滝のような汗をかいてしまうので苦手な季節です。
そして苦手な季節に追い打ちをかけるのが蚊。
子どもの頃から蚊が寄ってくる体質で
一度にたくさん刺されるのは当たり前でしたし
痒みでかいてしまい化膿してしまうこともありました。
なので余計に夏が苦手に感じてしまいます。
蚊は体から放出される二酸化炭素を感知して寄ってくるらしく
さらに体温の高さによって見分けているそうです。
「きっと美味しいんやで」って言われますけど
蚊に好まれても残るのは痒みですしね。
蚊に刺されるのはしょうがないにしても痒みはなんとかしたい!
ほんとかどうか分からない情報ですが以前インターネットで
「蚊の毒はタンパク質なので温めたら変性する」という説を見たので
お灸(台座灸)で温めたらどうかと思い試してみたところ
終わるころには痒みがどこへやら!?
刺された後の赤みもよく見ないと分からないくらいになってました!
ただ、タンパク質の変性なら皮膚も変性するでしょうし
この説はちょっと違う気がしますね。
場合によっては炎症が悪化するかもしれないので個人差もあるかも?
鍼灸師としてはお灸自体に殺菌成分もあるので
皆様にもぜひ一度お試しいただきたいところではあります。
インターネット上にある蚊の痒みの止め方を調べていると
真偽不明な情報がいろいろと書かれています。
①温める、冷やす
➁セロテープを貼る
➂爪で押す
などのパターンがありました。
蚊の痒みは蚊の唾液に対してヒスタミン等が分泌されて
アレルギー反応が起こることで痒みが発生します。
②は外部との接触を防ぐためだそうですが
粘着物が刺激となって痒くなるケースがあるようです。
③は爪で表面を傷つけるため余計に痒くなることが多いようで
掻いているのと変わらないみたいです。
一時的に痒くなくなった後はまた痒くなるのを繰り返すことも多いですね。
①の「温める」はアメリカの研究で効果があるとされていますが
熱の加え方によっては事故や火傷の原因になるので
氷のようなもので「冷やす」方が無難かもしれません。
人の脳は痒みより暖かさや冷たさを認識する方を優先するのが理由だそうで
ムヒでおなじみの池田模範堂さんでは冷やす方を薦められています
ちなみにムヒのシリーズはたくさんありますが
虫刺されの痒みには抗ヒスタミン「ジフェンヒドラミン」配合のムヒSシリーズ、
痛みや炎症には抗炎症、鎮痛作用のステロイド系である
「デキサメトゾン、プレドニゾロン」配合のものをお使いください。
詳しくは池田模範堂さんのホームページをご覧ください。
(あっ、けっして池田模範堂さんの回し者ではありませんよ)
夏は蚊だけでなく虫刺されの機会も増えてしまいます。
刺されないのが一番ですが刺されたらサッと処理したいものですね。
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