外反母趾や巻き爪、膝痛、腰痛は“歩き方でなる”って知ってますか?
乱れた歩行が痛みを作るんです!
歩き方だけで簡単に痛みを取る方法を書きますね!!
この画像を見てください。
歩き出しで“踵から歩いている方”はOKです!読まなくていいブログです!!SEE YOU!!
“足の前をついて歩いている方”はしっかり読んでください!
そもそも正しい歩行とは何でしょうか?
様々な考え方がありますが、今回はめっちゃ簡単にできる歩き方を紹介します!
人間には本来から正しく歩く機能が備えられてるんです。
しかし、いろんな理由でその本来の正しい歩行が崩れている方が非常に多いんです。
歩行を崩す原因その①シューズ
まずサイズです!
大き目に履いてしまっている方がめっっっ~ちゃ多いです。
幅で合わすからです!
幅だけで合わすとどうしてもサイズが大きくなります。
幅ちょうどやのに先っぽゴソゴソがまあ多いこと。
絶対に幅だけで合わさないで下さいね!
幅と長さで合わしましょう。
長さはつま先に約1㎝前後ゆとりがあれば十分です。
アシックスやニューバランスは幅にゆとりのあるモデルが多く揃っていてお勧めです。
アシックスであればGT2000、ニューバランスであれば1040は散歩やランニングにも超おすすめです。
次に底がすり減っているのにずっと同じ靴を履いている方が多くいます。
捨てるの勿体ないですよね~。
よ~くわかります!
でも捨てましょう!
靴は買えますが擦り減った膝の軟骨は買えません!
次に靴の種類です。
クロックスやハイヒール、柔らかすぎる素材など様々なシューズがあなたの歩き方を崩している可能性があります。
ハイヒールはかかとが高い分通常より重心が前にかかるので前傾気味に歩いてしまうか、それをカバーしようと反り腰で歩いてしまう可能性が高いです。
厚底のサンダルやつっかけのようなものも足元が安定せず歩行が崩れてしまいます。
変に力が入ると痛みだけでなく足も太くなる方もいらっしゃいます。UGGのようなムートンシューズも中がふわふわして安定せず、それを解消しようと強く踏ん張って正しい歩行が崩してしまう可能性があります。
良いシューズの目安は、
①つま先が曲がりやすい
②捻じれにくい
③踵がしっかりしている
この3点です。
軽さは無視しましょう。
軽い=いい靴、ではありません。
軽い分、足を守る部材が抜かれているだけの話です。
歩行を崩す原因その②仕事や趣味
仕事や趣味、スポーツなどで偏った癖がつくと歩行が崩れます。
柔道や剣道などはすり足が癖になり、バレーをされていた方は膝を伸ばしすぎる癖がついてしまいます。
仕事で重いカバンなどを持つ方は同じ側で持つ方が非常に多いです。
このように仕事のときの動きや姿勢が原因で歩き方に影響が出る事も多々あります。
歩行を崩す原因その③怪我
捻挫や骨折など怪我をしたことにより痛みをかばって身に付いてしまった動きの癖や歩き方の癖です。
怪我が治っても怪我をかばった歩き方の癖が治らない方もいらっしゃいます。
怪我が長ければ長いほど悪い癖は体に定着してしまいます。
歩き方が悪い“サイン”
悪い歩き方のサインは魚の目やタコです!
タコや魚の目がなくても皮膚が厚くなっている方は要注意です!!
魚の目やタコはその部分に過剰な負担がかかった時にだけできてきます。
タコや魚の目がある方は正しい歩行ができていないという証拠です!
巻き爪や外反母趾も歩行に大きく影響します。
これは先天的なものや他の要因もありますので
歩き方だけでなるとは言い切れませんが・・
ここでは人間の構造上、理にかなった歩き方をご紹介しますね。
例えば雑巾を絞る時、①と②はどちらが雑巾を強く絞れるかわかります?
答えは①です。
理由は脇を締めているからですね。脇が締まっている方が力が入ります。
ボールを投げる動作やバットを振るスイングでも脇を開いたまま行っても力が入りませんよね。
次に荷物を運ぶ時は①か②のどちらが楽でしょう?
いや、①おらんでしょ??
こんな人おる??って思うでしょ?
踵から歩く人からしたら、足の前で歩く人はこんな感じなんですね(笑
このように
人間の体は骨格の構造やバイオメカニクス的な観点から無理なく自然である動きがある程度決まってるんですね。
話は戻って、
いや、左です!って方は読まなくていいんですよ(笑
実はこの前寄り重心があなたの体を悪くし、歩きにくくしている原因なんです。
では実際右のように前側に重心をかけて歩いてみてください。
足の動きが遅れて重く引きずるような歩行になってしまいません?
反対にかかと側に重心をかけていると重さを感じる足は自然にあがり楽に歩けることがわかります。
本来前に進むために出さなければいけないのは体ではなく足なんですね。
足が前に出ると体は自然とついてきます。
しかし足のぐらつきや不安定を嫌い足の指を踏みしめて歩いている方が多いんですね。
特にご年配の方は杖や押し車やつっかけのようなサンダルで歩く癖がついていると前方に重心が行く方が多くいます。
また、保育士さんや看護師さんなど現場で小走りが多いお仕事の方にも多い傾向にあります。
体の真下にあるのは,おおよそ踵だと言うことを意識してください。
正確には歩くときの重心の位置はくるぶしより2,3センチ前方が正解です。
前側にかかってしまった重心の癖を矯正するために,
わかりやすくかかとに重心を置いてくださいと説明しています。
太ももだけすごく太い方や、
太ももの前面だけ爆発しそうにパンパンという方は
この前傾姿勢で歩いていることが原因であることが多いですよ!
かかと重心に持っていくことにより
太ももの裏やお尻を使うようになり太ももが細~くなっていきます。
次は足の内側と外側ではどちらに重心をかけて歩くべきでしょうか。
この質問をすると多くの方が均等では無いんですか?と答えます。
実は足は構造上、内側外側均等に重心をかけて歩くものではないんですね。
正解は外側です。
歩くときには基本的に外側に重心がかかっているほうが体に負担の少ない歩き方になります。
外側重心が良い理由には土踏まずにあります。
土踏まずは歩行時の衝撃を吸収する役目をしております。
歩くときの足の着地時の重みは勢いで足が内側に倒れ、土踏まずが潰れることによって歩行時の衝撃が吸収されます。
もし普段から内側にずっと重心をかけていたら
この衝撃を吸収する機能である土踏まずが潰れてしまいます。
つまり偏平足になってしまうのです。
土踏まずにつぶれるだけの高さがなくクッションの役割を果たさなくなると、歩く時に足に伝わる衝撃を全て膝や腰で受けることになるのです。
その分関節の軟骨の摩耗も速くなります。
土踏まずがなくなると腰や膝痛になり、外反母趾や巻き爪の原因になるんですね。
歩き方を変えるだけで外反母趾や巻き爪の痛みがマシになる方もたくさんいらっしゃいます。
歩行が崩れることによって足の変形につながりもはや歩行だけでは痛みを改善することができない方は医療用の矯正用インソールが必要になります。
長い前置きが終わり、いよいよ歩き方の練習です。
正しい重心移動はこうです。
①の踵やや外側から着地し②足の外側を通り③拇趾に抜けていきます。
正しく歩けない方は②と③の間くらいで着地してるんですね。
横から見たらこうです。
要は“踵”から踏み出せばいいんですが染みついた癖はなっかなか抜けません。
そこでまずは踵だけ歩きです。
毎日5分間踵だけで歩く練習をしてください!
次に二段階歩き
①片方の足を出します。
②出したほうの足のつま先が地面につくのと同時に後ろの足を出します。
③出した足のかかとだけ付きます。
この流れを繰り返し毎日5分練習します。
この二つの練習を毎日するだけでほとんどの方が踵歩きができるようになります。
☑ 前に出す足がくるぶしの位置までしっかり上がっていますか?
上記のチェックリストを意識して頑張ってください!!
伊豆
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