痛みの箇所とモヤモヤ血管の関係
痛みの原因はレントゲンでは見えません骨の変化は痛みとは関係がないレントゲン検査をして膝に異常がある人のうち実際に痛みがあった人は3分の1でした残りの3分の2の人はレントゲンで膝に異常があっても痛くなかったことになります
長引く痛みとは3ヶ月以上続く痛みのことで特に腰肩首膝で足などの体を動かす場所の痛みをいう。
長引く痛みの周りにはもやもや血管がありレントゲンやMRIでも見えません。このもやもや血管を遮断してあげることで長引く痛みが解消されます。
もやもや血管が痛みの原因になる3つの理由①もやもや血管が炎症細胞の供給路になってしまう②もやもや血管の周りに神経繊維が増えてしまう③無駄な血流が増えて低酸素になってしまう。
長引く痛みを持つ患者さんのもやもや血管に神経繊維が一緒になって増えていて、このような神経繊維は裸で包まれていない神経繊維と呼ばれじわじわと絶えず脳に信号を送るとされている。
もやもや血管が作られやすい環境とは、年齢や生活習慣病の有無、あるいは姿勢の悪さ、使いすぎによって関節にかかる負担、外傷など。長引く痛みの性質としてはズキズキ、ジンジン、重い、チクチク、ズキンズキンなどと感じる。熱のある場所にはほぼ間違いなくモヤモヤ欠陥があります。じっとしているときに痛いあるいは睡眠中に痛い場合も、もやもや血管がほぼ間違いなく関係しています。
もやもや血管ができやすいのは骨膜、脂肪組織、滑膜、関節包、あるいは腱の付着部や滑液包、軟骨下骨といった組織。
膝蓋腱という腱とその周りにもやもや血管ができてしまう膝蓋腱炎、すねの骨の上端にもやもや血管ができてしまうオスグッド病、内測よりの滑膜にもやもや血管ができるタナ障害などがある
モヤモヤ血管がある所の圧痛がある場所を5〜10秒の間一定の力で押し続けます。すると痛みが軽減します。また、ストレッチでモヤモヤ血管があるところを伸ばしてあげると痛みが軽減します。もやもや血管がある付近の圧痛点を圧迫することにより、血流を遮断し、もやもや血管に血流がいかなくなるので痛みが緩和します。
脊柱管狭窄症とストレッチの有効性について
本気で腰痛を治したいと思うなら、まず第一に自分の腰痛の状態をしっかり知ることから始めるべきです。腰痛タイプAに挙げた項目は、前かがみになったときに痛むタイプの腰痛の人によく見られる特徴です。診断名では、筋・筋膜性腰痛、椎間板症、腰椎椎間板ヘルニアなどです。
腰椎タイプBのチェック項目は、体を後ろにそらすと痛むタイプの腰痛の人によく見られる特徴です。診断名では、腰椎分離症、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症などです。
関節の老化には、ある程度決まったパターンがあり、腰で言えば、まず最初に、前かがみの悪い姿勢などにより、腰周辺の筋肉が緊張して筋・筋膜性腰痛になり、その後老化の第一段階として腰椎の前側がつぶれ、椎間板症、軽度の椎間板ヘルニアに突入します。
さらに放置すると、第二段階にあたる重度の椎間板ヘルニアに進行します。こうなると、腰椎の後ろ側まで潰れて、腰椎分離症、すべり症になりやすく、最終段階の脊柱管狭窄症に進行します。
このことから椎間板ヘルニアは、脊柱管狭窄症予備軍ともいえます。
現代日本人の腰痛は、前述した2つのタイプが混在しているものが多いです。
腰痛のタイプに合ったストレッチを選ぶ時は、体を丸めるだけでなく、症状によって適切な割合を見極め、反対に体をそらす動きを取り入れる方が、腰の痛みは良くなっていきます。
ストレッチをする上の注意点
①セルフチェックで分かった腰痛タイプの割合に合わせて
②床で行うストレッチは畳やフローリングの上で行う。
③入浴後・就寝前・起床時に行うとさらに効果アップ
④痛い気持ちいいと感じる位の刺激を目安にする
⑤できるだけ毎日実践し、効果が現れやすい3週間後まで続ける
脊柱管狭窄症とは、脊柱管という背骨の内側の間が狭くなり、その中を通っている神経が圧迫されて痛みを引き起こす病気です。主に痛みが生じるのは体を後ろに反らした時です。背骨の腰の部分の後ろ側に脊柱管があり体を反らすことで神経の圧迫度合いがますます高まるためです。
脊柱管狭窄症の中でも、2つの腰痛のミックスタイプの脊柱管狭窄症が主流となっていて、これまで通りの体を丸めるような動きだけでなく、体を反らすような動きも必要となってきます。
従来の脊柱管狭窄症の治療行っても痛みが取れない場合は、前かがみになると痛むタイプの腰痛が関係しているかもしれません。
腰痛を訴えている患者さんに、①高齢である②間欠性跛行(痛みやしびれ長く歩けない)の症状がある③ MRI検査で脊柱管の狭窄が確認されるという3つの条件が揃えば脊柱管狭窄症と診断されやすい。
このため、前かがみになると痛むタイプの腰痛が隠れていてもそれを見落としてしまう恐れがあります。
日本人に多い腰痛の最終段階へ至る流れは、腰の老化とともに、通常は前かがみばかりの悪い姿勢が筋・筋膜性腰痛を引き起こし、そこから問題のレベルは筋肉を越えて骨に達し、椎間板症や椎間板ヘルニアで移行します。そのあたりから、ぎっくり腰(急性腰痛)を繰り返すようになり、さらに老化が進行すると、腰椎分離症や腰椎すべり症、脊柱管狭窄症へと移行してしまいます。
腰痛が重症化した末の最終段階が、脊柱管狭窄症と考えら、脊柱管狭窄症の中でも最後の段階に特有の症状は排尿障害です。この排尿障害がある場合は手術を検討する必要があります。この排尿障害がある場合はストレッチでは治療が難しいので手術に至るケースが多いです。
痛い関節をかばって動かないのは実はマイナスだらけで、これらの関節を動かさずに入るためにトラブルを招くケースの方が圧倒的に多いです。
脊柱管狭窄症の患者さんには、間欠性跛行と言う特有の症状がありますが、この間欠性跛行の症状が出ている人ほど、休み休みでいいのでできるだけ歩いていただきたいと考えています。
気持ちを強く持ち少しずつでも腰痛改善の方向に向かうのか。それとも痛いからといって動かない回寝たきりの方向へ進んでしまうのか。人生の大きな分かれ道になる。
そこで、脊柱管狭窄症の人はまず、10分間続けて歩くことを目標にしましょう。もしこれが無理ならば、3分歩いては休み、また3分歩いては休むという事を3〜4回行い、合計で10分間歩けばokです。
注意点としては、丸まった姿勢で歩くのではなく、痛みが出る寸前のギリギリの角度に腰を伸ばして歩いていきましょう。また、やり過ぎは逆効果なので歩きすぎも良くありません。すべての腰痛の人はもちろんのこと、特に脊柱管狭窄症を患っている人にとって冷え厳禁です。冷えれば冷えるほど、関節や筋肉が固くなり血流も悪くなり症状の悪化を招いてしまいます。ですので、39度位の少しぬるめのお湯に首まで使って体を芯から温めるようにしましょう。時間は10分程度にするのが良いでしょう。痛みがひどい時は朝と晩の1日2回入浴してもokです。
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